なんだかプラントグラスにはまってしまいまして、シリンダー2020を新しく。
中身は次回紹介します。
今回はテキストメインの記事です。
そんな訳で本日ショップ巡りをしたのですが、
よく水草を購入するお店で『どうも毎回ロタラが上手く育たない』と言う話をしたのです。
うちでロタラ(グリーンもインディカもナンセアンも)を育てると最初は割と調子が良いのですが、暫くすると頂芽がいじけてしまいどうしたものかと思っていたのです。
そこで判明したのが、『静岡の水は他と違う』と言うことでした。
普段水質をあまり気にしたことが無かったのですが、お店のご主人曰く、この地域の水(ちなみに安倍川から取水)は他よりも硬度が高いそうです。
ちなみに以前AJで全国の水質が載っていたことがあったのですが、これにはワタシの生む地域は含まれていなかったのですが、
どうも同じ県内でもワタシの住むこの地域だけは他とは違うそうです。
で、水草の育成にはその辺りが影響している可能性があるとのこと。
勿論育たないわけではないのですが、得手不得手があり、逆にルドウィジアなんかは割と得意だそうです。
確かにうちでもニードルリーフルドは苦労せずに真っ赤になります。
そんな訳で「静岡はNAに適してない地域(一部の水草的に)」だそうです。
「他とは違うのだから逆にそこを活かせば他には出来ないレイアウトも出来るかも」とも仰っていました。
で、この環境を改善する為には肥料でコントロールするのが一番良いそうなんですが、
これまた向き不向きがあり、ADAの添加剤はあまり効果が上がらないんだそうです。(あくまでワタシの住むところではと言う話です)
肝心のどこの製品だったのかは忘れましたが、何とかと言う肥料がいいとか。
まあそれはココじゃなきゃダメってことはなくて、色々試してみてくださいとのことでしたが。
そう考えると『このメーカーの肥料は良い』って一概に言えないんですねえ。
ちなみにかの有名なブライティKも硬度を上げてしまう為に(硬度が高い水では)必要以上に添加するのはまずいので
お店でも別の肥料に含まれているもの以外はカリウムは添加していないそうです。
更に、ちょっと意外だった?のは肥料はちゃんと毎日与えた方がいいとのコト。
むしろちょっとくらい多めに与えてコケが出ても、その後に水草が(肥料を与えて)健康に育てば問題ないんだそうです。
うちではコケを出さない為に肥料はソイルに含まれているもの以外はかなり少なめだったので、全く逆のコトをしていたのです。
まあ確かに肥料が少ないってのは飯抜きにしているのと同じですから、水草にとっては負担になるんでしょうね。
『もっと肥え太らせろ』とのことでした。
と言うわけで、「今後はちゃんと肥料を与えつつ、水質にあった肥料添加を模索していくのが一番でしょう」との結論になりました。
10 件のコメント:
おおお!まさにこれから立ち上げるので、かなり参考になりました( - - メ)水質によりやり方が変わる・・・コケが出ても気にしない!がモチベーション上がりますな(笑)
>neroさん
コレはワタシの考えで補足的なんですが、ここで言う『コケ』とは茶ゴケや緑藻の類でバランスが崩れたりすると出てくる藍藻やある程度経過すると出てくる黒髭は出さない方が良いと思います。
しかしうちでは茶ゴケは殆ど出ないのでやっぱり栄養不足だったんでしょうなあ^^;
水質によって添加剤を選ぶのはかなり効果があるみたいですよ。
偶然ですが今日私もショップに行きましたよ。ニアミスしてたかもですねぇ。
水の話は参考になりました!
確かにうちのニードルリーフも真っ赤ですよ。
肥料は何がいいのかはまた教えていただければウレシイです(^_^)v
ブライティKはあんまり必要ないんですね。
大量生産しようと思って白い粉買っちゃいましたよ(^_^;)
炭酸カリウム(ブライティK)は
アルカリ性ですから水草が吸収でききれないほど
過剰に添加すると確かに「アクア界でいうKH」を
上昇させてしまいますね。
ですが水道水質のいう「硬度が高い」は
GHが高い、つまりCaとMgの量が多い
ということですから、
ちょっとハナシが違います。
KH(アルカリ度)が多少高くても
GH(硬度)がさほどでもなければ良いのか?
KHが低くてもGHが高ければうまくいかないのか?
正直わかりません。
窒素系の肥料は水槽内の硝化(濾過)細菌が
速やかに酸性のNH4にしてしまいますので、
KH(アルカリ度)が高い水質を中和
してくれるかもしれません。
長文失礼しました。
>おささん
沼津とか浜松の人に訊くと逆にニードルリーフはなかなか赤くならなかったりするんだそうです。
肥料はさっきcharm見てたら見つけたのですが、sera フロレラってヤツだった気がします。確か。
なんでも昔はTetraのものが一番良かったそうなんですが、現在販売されていないらしく、一番近いものがそれだったみたいです。
>cheepappaさん
そうです。KHのことです。
適当に書きすぎました^^;
炭酸塩自体の影響は理論的にはよく解かってないっぽいみたいに訊いたことはありますが、どうなんでしょうねえ。
KHって言うとpHやCO2の溶解ってところが関わってきそうな気がします。
気体のCO2、炭酸イオン、他に重炭酸イオンってのもありますが、
水草によってはこれらのどの状態で吸収できるのか?ってところもあるのかなあって気がしています。
まあ理論的なところは環境と言う広いところで見ると他の要因も混ざってくるので、微妙なところですが、
このお店の方の経験では市内の水道水なら添加し過ぎないほうが良い、とのことでした。
修正です。
「窒素系の肥料は水槽内の硝化(濾過)細菌が
速やかに酸性のNH4にしてしまいますので、
KH(アルカリ度)が高い水質を中和」
細菌が処理してできるのは
NH4(アンモニウムイオン)ではありません。
NO3(硝酸イオン)です。
たいへん失礼しました。
>cheepappaさん
ですね^^
訂正ありがとうございます。
肥料にしても底床(ソイルの種類や砂)によっても水道水との組み合わせで変わってくるでしょうし、最適なものを見つけるのって結構大変かもしれないですね。
この手の話をしたと言う事は清水のお店ですかね~(^^)/
私もちょうどAJを買いに行ってきました。
私の地域では、ちょっと水質が違うので凄く羨ましがられますが、私からしたら・・・静岡水質が羨ましいです(^_^;)
>KUROKOさん
水草のお話をしたのは清水ではなくて草薙のお店です。アレ?あそこも清水?
清水の方にも行ってましたよ^^
どの水がダメって訳ではなく、合う合わないの相性の問題なので色々試すしかなさそうですね。
そこが面白さでもあり、面倒臭さでもあるわけなのですが^^;
コメントを投稿